弁当屋さんの経営

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怒涛の連勤で更新が滞っておりました。

最近、時間が空いたり、寝る前等にバナナFIREをひたすら観ている僕です。バナナマンって話を聞いてて、全く嫌なところがなくて、やわらかな面白さがあるので、どれだけでも観れます(笑)

そして、何より、トークが毎回全く予想できないところにいくので、飽きないですね。

 

 

2人とも紛れもなく天才です。

 

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さて、今日は弁当屋さんの経営について書きたいと思います。

 

今、僕が所属している会社は複数ある事業のうちの1つとして弁当屋を経営しており、目指せ300店舗ということで、日々、頑張っています!!!

 

先日、本屋さんでこんな本を見つけました!

 

ある日突然40億円の借金を背負う――それでも人生はなんとかなる。

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衝撃的なタイトルに目を奪われ、思わず買ってしまいました。

 

40億円の借金!?!?!?!?!?!?

 

全く想像できない状況ですよね。

もし、仮に自分が同じ状況になったら、迷わず自己破産を選ぶと思いますが、この人は違いました。

立ち読み、斜め読み、かいつまみ読みで得たこの本の要旨としては、

「どれだけ困難な状況に面したとしても、小さなことを大切にしてコツコツとやっていけば、必ず状況は好転してくる。」

ということでした。

 

例えば、書いてあったのがお辞儀の角度です。

 

この方が経営していたのは、飲食店。

飲食店といえば、美味いかどうか?がキーポイントなのは誰でも分かります。

そして、接客が大事なのも分かりますが、

40億円の借金を背負った状態の会社で

お客様に対するお辞儀の角度まで徹底する強さはすごいと思いました。

それは利益に直結しないからです。

 

普通なら、

・原価を下げる

・人件費を下げる

・店舗縮小

・新メニュー投入

・業態変更

 

などなど、すぐに効果が表れるもの、大きな変化を出しやすいものに目がいってしまいますが、

筆者はどんな困難な状況であっても小さなものを大切にしました。

 

その結果が、40億円の借金の完済です。

 

結局大きな成果というのは、小さなことのたくさんの積み重ねでしかないということです。

 

あのイチロー選手もこんな名言を残しています。

「ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」

 

小さなことの大切さに気付けたような瞬間でした。

 

 

 

 

さて、弁当屋の話に戻りますね。

僕らがやっている弁当屋は、どう考えても某有名弁当チェーン店さんの弁当より安くて旨いわけです。でも、まだ全然勝ててない。それは何故でしょうか?

明らかに負けている点を列挙していこうと思います。

知名度、ネームバリュー

・店舗のディスプレイ、備品

・待ち時間

・商品のレパートリー

 

知名度、ネームバリュー➡これは後からついてくるものなので置いておきましょう。

店舗のディスプレイ、備品➡これはアイディア次第でどうにでもなりますし、ちょっとの工夫で売上に直結する大切な部分です。

待ち時間➡これも飲食業においてはとても大事。

商品のレパートリー➡もちろん大事。

 

こんなにも大事な部分でたくさん劣っているので、まだまだ負けています。

ただ、一番弱い部分が、広告です。

客数やお客様の顔ぶれを見ると、近所に住んでいるのに、来店されてない方がまだたくさん居ます。ここの開拓が必要です。

オープンと同時に半額クーポンで人が押し寄せましたが、その人たちの2度目の来店が促せていません。

ここを打開する為に、オープンからもうすぐ半年が経つ為、ちょうどいいダンピングをしないといけません。

 

その最たる例が

あみやき亭さんです。

 

あみやき亭のダンピングの打ち出し方はすごいですよね。

「焼肉半額!!」という圧倒的インパクトで広告を打つ。

それが当たり前に口コミになり、他の焼き肉屋で半額をやっているところはないので、焼肉が食べたい人はせっかくだからあみやき亭に行こうとなる。

でも、実際は10品程度が半額であり、その中でも主力商品は3品程度なので、

利益が圧縮されることはそんなにない。

そして、平日限定の半額の為、繁忙期をズラし、社員の負担を減らすとともに、人件費を効率的にまわすこともできる。

完璧な流れです。

 

ダンピングの肝は

圧倒的インパクトを持つフレーズと

緻密に計算されたダンピング内容です。

 

これを参考に、自社の経営する弁当屋について思考していきます。

では、では。