疑問の持ち方~全ての教育者と子育てママに送ります~
日本の今の教育事情
最近、子どもの中には
「〇〇ってなんで?」
「なんでですか?」
「なんでこんなことやらないといけないんですか?」
「なんでこれが必要なんですか?」
という、何かにつけて「なんで?」と言いたがる気質が広まっている気がします。
基本的にこれは、いいことです。
何故かというと、この疑う力が大人になったときにとても必要になるから。
しかし、これは別の問題を含んでいます。
疑う力が欠乏した大人
大人になると与えられたものに対してどうするかしか考えられない人が大量にいます。
自分で新しい仕組みをつくるわけではなく、会社から与えられたものの中である程度仕事をし、そして大した成果をあげるわけでもなく、居酒屋で愚痴を言い合っては、飯を食い、酒を飲み、不摂生がたたって、病気になり、早死に。
こんな一生を送るサラリーマンがどれだけ多いかの統計は1つもありませんが、統計をとるまでもなく、大量にいます。ほとんどそうです。
こういった人生を送る人の特徴は疑問を持たないことです。
もっとわかりやすくいうなら、新しいものを全く生み出さないということ。
「なぜ、売上があがらないのだろう?」
「なぜ、この仕組みのままやる必要があるのだろう?」
「なぜ、あのクライアントはずっと取引をしてくれているのだろう?」
全ての発見は疑問を持つことから始まります。
そして、疑問を持つこと、常識を疑うことはとても大切なことなのですが、実は疑問を持つこと、それ自体には全く価値がありません。
その先に変化のある未来がない限りは、疑問をもった意味がないのです。
つまり、
既存の仕組みに疑問を持つ➡代替案、改善案を出す➡新しい仕組みを作り出す➡成果が生まれる
この一連の流れが最後まで完結してこそ、疑問に思う価値が生まれてきます。
これに気づけないまま、ほとんどの大人は死んでいくのです。
疑問の持ち方の議論
上記の内容を知っている大人、意識して生活している大人は非常に少ないです。
とても簡単なことなのですが。
そうすると、どうなるか。
「何事にも興味関心を持てるような子を育てることが知能の発達に大きく寄与します。」
こんな、薄っぺらい教育方針を昔聞いた大人たちがこぞって子どもたちにいうわけです。
「いい?なにかをみたら、まずなんで?って必ず考えるのよ」
ひたすら言うわけです。
1パターンの必殺技のように言うわけです。
決まり文句のように言うわけです。
そうすると、子どもは幼いのでこう思います。
「なんで?」と言うこと自体が正しいことだと。
これはものすごく大きな間違いですね。
自分で全く努力をすることなく、「なんで?なんで?」とすぐ人に聞き、正解を求めてくる子ほど厄介なものはいません。とても面倒で、意味のない現象です。
こういった現象が日本中の教育現場に蔓延しており、完全に教師等は疲弊しています。
そして、この現象の着地点は次の2つの内のどちらかです。
①先生が疲弊し、子どもはそれをバカにして、大人なんて役に立たないとなめくさる。
②先生が自分で調べろと叱り、生徒はたじろいで、以降疑問を持つことは悪いことと思い、疑問を持つことをやめようとする。
どちらも、最低なゴールです。
つまり、子どもを教育するときに大人である私たちが理解しきっていないことを
付け焼刃的に子どもに教えてはいけないのです。
子どもたちが不幸になります。
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子育ての複雑さ
誰しもが自分が完璧ではないのにも関わらず
子どもには完璧を求めてしまいがちです。それが、歯車を狂わせていきます。
教育というのは、共育です。
私たち大人も学び続け、少しでも高い倫理観、知識を教えていかないといけません。
何事も真髄がわかっていないと、人には正確に伝わらないのです。
教育者にはこれだけ高いレベルを求めてしまいますが、全国の主婦さんは別です。
ご家庭の子育て等、非常に大変だと思います。
もしも、私が力になれるようなことがあればコメントに書いてください。
全力でサポートします。