元々儲かる商売と、そうではない商売
起業を志す人の中には2パターンいると思います。
1つ目は
やりたいことが見つかって、起業を志す人
2つ目は
元々起業がしたくて、何で起業するかを考え、決める人
どちらのパターンにしても、自分がやりたいことの中で、自分にできること、そしてその商売がもともと儲かる商売になってるのか、それともそうではない商売なのかの検証が必要です。
例えば、どこの町にも超流行っているパン屋さんとかがあると思います。
そのパン屋さんにはいつも長蛇の列。
平日だろうが、休日だろうがお客さんがいっぱい。
こういったパン屋さんを見つけると、
普通の人はきっとこう思うのです。
「よっぽど儲かってるんだろうな~」と。
でも、本当にそうでしょうか?
人が押し寄せるほど人気のパン屋さんでは
従業員の方がたくさん必要ですね。その人たちにちゃんと給料を払わなくてはいけません。
店舗の家賃も払わなくてはいけないし、開業時に借りたであろう初期投資の金額の金利も払っていかなくてはいけません。
そのほかにも、水道代、光熱費などももちろん経費としてかかってきます。
従業員の為に駐車場を借りていれば、駐車場代もですね。
こういったもろもろを加味していくと、意外と儲かっていないところが多いと思います。
何せ、パンは単価が安いですからね。
単価が安い=1個あたりの粗利も低い
つまり、忙しさは出ても、利益はほんのちょっとずつしか積みあがってこないというわけです。
これとは反対に
コンサル業
塾
これらについては非常に儲かるようにできています。
元々の商売の構造がですね。
単価が高く、レバレッジも効き、原価はほぼなし。
ですから、これらの職種の場合は流行っていないようにみえても、実はちゃんと儲けている企業がたくさんあるのです。
商売を始める場合、
自分がそれを好きなこと
これはとても大切なことですが
それと同じくらいに
元々儲かる商売の構造なのか?
という問いも大切です。
飲食業はすべてスナックに向かっていくということをホリエモンが言っています。
これは聞いて、すごく納得しました。
全自動化が進んでいく中で、中途半端な飲食店は軒並みダメになっていくでしょう。
激安居酒屋などもしかりですね。
やっぱり、商売は構造がとても大事です。
いろんなものの構造をとらえると、見える世界が変わってきます。
でも、こういう話をすると一周回って儲からない商売にこそチャンスを見い出す必要があるという意見も必ず出てくるんですよね。
確かにその理論にも一理ありますからね。
ただ、そこに飛び込んで成功する人は、きっと儲かる商売構造の元ではもっと成功できます。
では、では。