岐阜タンメンというお店がある
極めたるシンプルさ
岐阜タンメンというお店を僕が知ったのは、確か3年前くらいだったと思う。
お店に入ると、基本的にメニューはタンメンしかない。
そして、辛さ、麺の固さ、トッピングを選び、
皆それぞれのオリジナルタンメンを完成させていく。
タンメンをそのまま頼めば、650円で済むが、そんなお客さんはほとんど居ないように見受けられる。
みんな、各々の好きなトッピングをのせ、なんだかんだ1,000円くらいいってしまうというビジネスモデルだ。
「みんな一緒」から「それぞれ」の時代
丸亀製麺から始まり、歌志軒という油そば専門店だったり、ちょっと業界を変えると、子どものランドセルだったり…
最近は、「みんな一緒」という概念は弱くなりつつあり、その代わりに「ひとりひとりに合わせた。オリジナルの。」という概念が強くなりつつある。
そこに商売効率を掛け合わせると、メイン商品を1つ作り、そこにトッピングをさせるというビジネスモデルに行き着くのは自然な流れだ。
これからはひとりひとりに合わせて対応できるようなビジネスモデルじゃないと、きっと生き残れない。